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建物地震応答シミュレーション


直下型地震と建物の応答

大地震の時、あなたの家はどう揺れるのでしょうか?
地震に弱いところはないのでしょうか?
それを知るには、日常的に観測することが重要です。

白山工業では安価な高精度地震計「有線LAN地震計データマークLU102/SU102」を開発、販売しています。 この有線LAN地震計をある一戸建て(木造3階建て)に設置して実際の地震の観測を日々しています。設置箇所は、建物の各階の四隅と中心の15台です。

設置した有線LAN地震計で2009年1月30日の4時29分に実際に発生した地震を観測しました。

発生日時:2009年1月30日04時29分
震源:東京都多摩東部 深さ:約30km M3.8
観測地:多摩東部 震央距離:約5km

白山工業の有線LAN地震計

有線LAN地震計
有線LAN地震計 データマークLU201/SU201

LAN接続の地震計です。PoEの受電機能によりLANケーブルで電源も供給するためセンサーの配線はLANケーブルのみです。
様々な建物に幅広く、簡単に設置が可能です。
くわしくは製品情報ページをご覧ください。
設置場所震度階計測震度
1階 北西震度11.1
南西震度11.1
南東震度11.2
北東震度11.1
2階 北西震度21.6
南西震度21.6
南東震度21.7
北東震度21.6
中央震度21.6
3階 北西震度21.9
南西震度22.0
南東震度22.0
北東震度22.0
中央震度22.0

有線LAN地震計によるデータを可視化することで設置した建物の各部の動きがよくわかります。
また、右のグラフでは、建物の南北方向(NS)と東西(EW)の力(縦軸)と変形(横軸)の関係を時系列に表示しています。これを見る事で、建物の被害の程度がわかります。

3階建て木造家屋の直下型地震と建物の応答

 ※ 再生コントローラの機能でフルスクリーン再生が可能です。

今回、2009年1月30日の東京都多摩東部で発生した地震を有線LAN地震計によりデータを可視化しましたが、その他にも以下のような地震を観測しています。

  • 2009/01/22 21:21 震源 三宅島近海 深さ 約144km M5.1
  • 2009/01/26 17:55 震源 栃木県南部 深さ 約140km M4.7
  • 2009/01/30 05:05 震源 東京都多摩東部 深さ 約30km M3.8
  • 2009/02/01 06:51 震源 茨城県沖 深さ 約10Km M5.8
  • 2009/02/01 14:44 震源 千葉県北西部 深さ 約60km M3.6
  • 2009/02/17 04:54 震源 千葉県北西部 深さ 約30km M4.9
  • 2009/02/20 18:17 震源 茨城県南部 深さ 約70km M4.6
  • 2009/03/13 21:22 震源 千葉県南部 深さ 約80km M3.7

このような観測を続ける事により、次のような事が判ってきます。

  • 設計の検証
    設計時に想定した動きと合っているか?
    局所的に揺れが大きいところはないか?
  • 大地震時の揺れの予測
    大地震時には建物の一部が壊れ、揺れ方が変わってきますが、中小地震時の揺れ方を観測しておけば、ある程度の予測ができます。
  • 耐震診断への活用
    中小地震時の揺れ方を検証することにより、耐震補強が必要な部位を決めることができます。

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