2010年01月14日
白山工業株式会社
従来の起震車では再現が難しい長周期地震動の揺れも体験できます。
白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、地震動シミュレーター「地震ザブトン*」を1月17日(日)に兵庫県が主催する「ひょうご安全の日のつどい」の「交流ひろば」に出展し、地震体験デモンストレーションを行います。
「地震ザブトン」は兵庫県南部地震をはじめ実際に起こった地震のデータから再現した揺れを、室内の様子を映した同期映像とともに体験することができる自走式地震動シミュレーターです。75cm四方とコンパクトで、起震車などの大がかりな設備がなくても地震体験を行うことができます。東京工業大学と共同開発したクローラー機構で自走するため可動範囲が広く、振り幅が数メートルと大きな長周期地震動も体験できます。
昨今高層階における室内被害対策の重要性が見直されております。地震防災上特別な意味のある"震災の日"に直下型地震動だけでなく長周期地震動がもたらす被害も同じく体験していただき、その恐ろしさを知っていただきたいと思います。そして「阪神・淡路大震災15周年事業」のテーマのひとつである、「備える」ことの大切さに気づくきっかけになればと考えます。
「ひょうご安全の日のつどい」交流ひろば 開催について
(神戸市中央区脇浜海岸通・人と防災未来センター南側)
*「地震ザブトン」は東京工業大学の広瀬茂男教授、翠川三郎教授との共同開発による製品です。広瀬教授が装置の駆動制御系、翠川教授が地震映像関係、白山工業が地震応答波形解析など全体のシステムを設計しました。
白山工業株式会社 地震ザブトン担当:黒田
電話 042-333-0080
http://www.hakusan.co.jp/
以上