おぢや震災ミュージアム そなえ館様 導入事例
リアルな地震体験が防災学習の価値を高める
震災伝承、防災学習支援
地震動シミュレーター
地震ザブトン
地震体験装置一式
おぢや震災ミュージアムそなえ館は、2004年10月23日に発生した新潟県中越大震災の被害や教訓を後世に伝える防災学習施設です。施設では、開館当初より「地震ザブトン」を展示。来館者に向け、実際の観測記録を基に再現した地震体験を提供しています。
実際の観測記録を基に、水平2方向の地震動をリアルに再現できる可搬型地震動シミュレーター「地震ザブトン」を提供。
施設に届いたお礼の手紙
新潟県中越大震災から得た経験や教訓を次世代や次の被災地に伝えることで、未来の災害に対する「そなえ」を学んでいただくための防災学習研修施設です。
語り部講話やグループワークといった「教育」に、「体験」を組み合わせた防災学習体験プログラムを提供しています。言葉や写真を通じて大震災の被害を伝えることはできますが、「どのような地震によって?」という背景まではなかなか伝えることができません。地震体験と組み合わせることで、当館独自の震災伝承、防災学習支援を行うことが可能となっています。
実際の観測記録を基に再現されているため、揺れがとてもリアルな点です。震災を知らない世代は「こんなに揺れたの!?」と驚き、被災者は「こんな感じだった」と、改めて当時を思い出す感想が多いです。
ありがたいことに「素晴らしい内容だった」「大変良かった」という声を数多くいただいてます。そう言っていただけるのも、大震災から得た経験や教訓とリアルな地震体験を一緒に提供できる施設が珍しいからかもしれません。
大震災から18年が経過し、被災者でも少しずつ危機意識が失われてきているのを感じます。全国で地震が多く発生していますが、大きな地震を体験したことがない人も増えてます。今後も当館では、“教育”と“体験”を組み合わせた震災伝承や防災学習支援を通じて、地域を担う防災人材の育成支援や、次の被災地へ受け継ぐための「そなえ」を提供していければと考えています。
施設長 日岡様
同館が提供する団体向け防災プログラムには、無料見学コースと有料の防災学習体験コースの2種類があります。どちらのプログラムでも地震ザブトンを体験することができますが、有料の防災学習体験コースでは、語り部講話コース、グループワークコースに加えて、お客様のリクエストに応じたオリジナルコースの提供も可能です。見学希望の方は、同館までお気軽にご相談ください。