2010年05月18日
白山工業株式会社
~地下構造探査などの地震探査に必要なバッテリー容量を減らし、観測システムをコンパクトに!~
白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、0.25W*1という極小の消費電力で人工地震や自然地震を観測する超小型・軽量データロガー「データマーク LS-8800」を2010年5月21日に発売いたします。
「LS-8800」は商用電源が無い場所でのバッテリー駆動による観測を主な用途に開発された、小型・軽量・低消費電力のデータ収録装置です。高ダイナミックレンジで高時刻同期でありながらかつてない低消費を実現した「LS-8800」は、本体の消費を抑えることで観測に必要なバッテリー容量を大幅に削減し、観測システム全体をよりコンパクトに抑えることが可能です。例えば、10日間程度の探査なら単1アルカリ乾電池6本を用いて、LS-8800本体、バッテリー、防水ケースを合わせてもわずか2.2kgという軽量化を実現しました*2*3(写真)もちろん1か月以上を要する長期の自然地震観測においてもその機動力を発揮します。(下表参照)
従来にないコストパフォーマンスを実現した「LS-8800」は、地下構造探査をはじめとする過酷な環境における観測で活躍が期待されます。今後は、従来の自然地震観測の用途のみならず大規模多点観測が必要な人工地震観測、資源探査や構造探査などへの活用を通じて、マーケット全体への普及を目指してまいります。
写真は使用の一例です。
製品に防水ケース等は含まれません。
(本体・地震計・バッテリー・ケース総重量比)*5
機種 | 当社従来比 |
---|---|
LS-8800 | 13.9kg |
LS-7000XT(従来品) | 62.4kg |
白山工業株式会社 営業部
電話:042-333-0080 FAX:042-333-0096 Email:_support@hakusan.co.jp_
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