2011年06月14日
LS-8800 リアルタイム波形出力機能 使用時のご注意
この度、LS-8800のファームウェアVer1.52の追加機能『リアルタイム波形出力』において、下記の現象が確認されましたのでお知らせいたします。
発生現象
リアルタイム波形出力の実行中、LS-8800本体がリブートします。
- 1) LCD画面がハングアップ
- 2) ハングアップから30秒後、本体は自動リブート
- 3) リブートのタイミングにより、最大下記の欠側が発生
サンプリング200Hz : 最大約20分のデータ
サンプリング100Hz : 最大約40分のデータ
発生条件
- ・下記の条件が重なった時にLS-8800本体がリブートします。
- 1) リアルタイム波形出力を実行中である場合。
本体操作:Monitorボタン → Realtime Monitor → Enter(start)
- 2) 分解能24bitに設定されたチャンネルに、仕様を大きく超える電圧が方形波またはスパイク状の波形で入力された場合。
- ・PCにシリアルケーブルを接続していない状態や、PCでRTmonitor.exeを実行していない状態でも発生します。
- ・本体で Monitorボタン → Realtime Monitor → Enter(start) を実行し、リアルタイム波形出力している間のみ発生します。リアルタイム波形出力継続時間の設定値に関わらず、本体で出力を停止していれば発生しません。
- ※ リアルタイム波形出力継続時間の設定は以下の4種類。
Configボタン → Common → RT MonitorOn=60min(初期値)
設定値:FIX , 30min , 60min , 90min
- ・分解能24bit以外に設定した場合は発生しません。
ご使用上の注意点
- ・センサーと接続された状態でリアルタイム波形出力機能を使用する場合は、センサーに過度の衝撃が加わらないようにご注意ください。
- ・リアルタイムモニタによる波形確認終了後は、本体で必ず出力を停止させてください。
本体での手動操作:Monitor → Realtime Monitor → Enter(stop)
念のため、出力停止後はescボタンを押してメイン画面に戻り、動作状態が測定中(Measurement)であることをご確認ください。
対策
この現象に対して、ファームウェアの修正を行います。
修正ファームウェアは、2011年8月頃にリリース予定です。
本件に関するお問合わせ
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