2011年11月25日
白山工業株式会社
~ データロガー「LS-8800」をネットワーク接続し、データ伝送と状態監視機能を提供します ~
白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、白山工業製「LS-8800」をネットワークに接続して地震や火山活動のリアルタイム観測を実現する通信ユニット「TP-8800」を2011年11月28日に発売いたします。
「TP-8800」は、小型・軽量・低消費電力のデータ収録装置である「LS-8800」をネットワークに接続し、計測データのリアルタイム伝送や機器の状態監視機能を提供する通信ユニットです。「LS-8800」に合わせてコンパクトで軽量なため、運搬の負荷も小さく、十分なスペースのとれない観測点建屋や屋外筐体内にも設置が可能です。センサー入力からデータ伝送までのトータルの消費電力が1.5W以下と低く*1、電源などのインフラが整わないような場所においてもソーラー電源と無線機器による観測点構築が容易です。データ伝送プロトコルには、標準的なWIN*2のほか、通信障害による欠測データを自律協調しながら自動補完することが可能なACT*3が選択可能です。さらにネットワーク利用の機能として、SNMPによるシステムの状態監視*4と遠隔からの観測制御、Webブラウザ画面からシステム全体の設定や制御、ファームウェアのアップデートが可能ですので、高い信頼性と優れた運用性を兼ね備えたテレメタリングシステムを構築することができます。
※LS-8800は別売品です
白山工業株式会社
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