NEWS - 製品サポート

2012年12月03日

データマーク製品 LS-8800 ご使用時の注意点について

平素は弊社製品をご愛用いただき、誠にありがとうございます。

機器の設置作業やメンテナンス作業の際に、下記の故障が発生しておりますのでご注意ください。


故障例1 電源がはいらない

症状
  • ・本体に電源が供給されない。
  • ・『Display On/Off』ボタンを押してもLCDが表示しない。
  • ・本体前面の『■SW』ボタンを押してもランプがつかない。
  • ・電源電圧が十分にある状態であるにも関わらず、『PW1』または『Pw2』の電圧値が『low』を示している。(POWER1とPOWER2を両方ご利用の場合)
    ※この症状の場合、電源ケーブルの接続状態や断線の有無をご確認ください。
原因
  • ① 本体筐体と電源プラス端子が接触して故障。
  • ② 電源ケーブルのFG線が電源プラス端子と接触して故障。

本体ケースは導電加工の上に塗装が施されており、この塗装が剥離した部分はGNDとFGに繋がっています。そのため、①と②は電源プラス端子と接触したことでショートします。

注意

電源プラス端子に以下の部分を接触させないでください。

  • ・本体
  • ・電源ケーブルのFG線
  • ・本体前面のコネクタ部分
  • ・本体底面の止めネジ

 注意資料をご参照ください。 ⇒ LS-8800ショート故障例


故障例2 センサ用電源が出ない

症状
下記の A または B が発生している。
  • A. 波形を確認したときに想定したデータが測定されておらず、Powerセンサ用電源から本装置に接続した電源装置とほぼ同じ電圧が出力されていない。
  • B. 本装置がShutdown状態であってもセンサ用電源が出力され続ける。
    ※正常の場合は、Shutdown電圧設定値を下回るとセンサ用電源は出力されません。
原因
  • ① 端子番号18(Powerセンサ用電源)とグランドが接触してショートが発生した。
  • ② センサの仕様により許容電流0.25A以上の電流が流れた。
注意

端子番号18とGND端子をショートさせないようにご注意ください。
隣り合わせの端子(番号17/センサCH3 AG)は間違えやすいので特にご注意ください。


 注意資料をご参照ください。 ⇒ LS-8800ショート故障例


本件に関するお問い合せ先

白山工業株式会社カスタマーサポート
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