2015年03月27日
白山工業株式会社
~免震効果の確認、免震層点検の要否を判断~
白山工業株式会社(本社:東京都府中市、代表取締役社長:吉田稔 http://www.hakusan.co.jp/)は、地震発生時の免震ビルにおいて人の安全や事業継続のための迅速な対応を可能にする計測地震防災システムVissQ-IS(ビスキューアイエス)を2015年4月1日に発売いたします。
VissQ-ISは、建物の地震防災システムとしてご好評をいただいているVissQ(Visual Sensor System for Quakes)シリーズの免震ビル向け製品です。
地震の揺れを低減する免震ビルでも、大きな地震の際は状況に応じた対応が求められます。VissQ-IS では、建物の中間階、最上階に加え免震層の上下にも地震計を設置し、地震到達時の免震層を含めた建物全体の揺れをリアルタイムに把握します。計測した加速度値をもとに免震層の健全性や点検要否の判断、免震効果の確認が可能です。また、既存のVissQシリーズ製品と同様、緊急地震速報システムや揺れの直後に建物の被災状況を判断するための被災度判定支援機能も持ち、避難誘導や設備点検の優先順位、帰宅困難者の受け入れなどを決定する建物の継続利用可否の判断を助けます。地震時に得られた情報は、ビルのテナントへの状況説明、建物の健全性の再確認などに有効に活用できます。
価 格: | 1000万円(税抜)~ |
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販売目標: | 初年度100棟 |
※ 対象となる免震ビル:大臣認定免震、告示免震
以上