LS-9150はCSAC(超小型原子周波数発振器)を搭載することで、OBP専用データレコーダーとして単体使用が可能です。また、OBS専用データレコーダーLS-9100と連動した超低消費駆動も可能です。
CSAC搭載時は0.16W以下(LS-9150-A)、CSAC非搭載で外部クロック駆動時の平均消費電力は0.03W以下を達成しました。
記録メディアとしてリムーバブルなSDHCカードに対応。長期間の記録やデータ回収が容易です。
カードスロットが2つあり、ミラーモードにより信頼性の高い書込みを行います。
項目 | 仕様 | ||
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型番 | LS-9150 | LS-9150-A | LS-9150-A16 |
基準クロック | 外部入力[ 4.096MHz ] | 内蔵 超小型原子周波数発振器(CSAC)[ 10MHz ] | 内蔵 超小型原子周波数発振器(CSAC)[ 16.384MHz ] |
サンプリングレート | 0.1Hz, 1Hz | ||
記録メディア | SDHCメモリカード(フォーマットFAT32) | ||
カードスロット | 2スロット(ミラーモード) | ||
ロガー機能 | 連続記録 | ||
センサー | 温度・圧力の周波数入力、電源供給 | ||
外部インターフェース | シリアルポート TIME(IRIG-H準拠) / CLK入力 |
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その他 | LS-9100と接続し、時刻同期が可能 | ||
電源 | DC 6V ~ 14.5V | ||
消費電力 | 30mW以下(Typ) | 150mW以下(Typ) | 175mW以下(Typ) |
動作温度 | 0℃ ~ 50℃ | 0℃ ~ 35℃ | |
動作湿度 | 30% ~ 85%(結露なきこと) | ||
寸法 | 140mm × 110mm × 35mm (突起部、ケーブル含まず) | ||
重量 | 約 210g (ケーブル含まず) | 約 240g (ケーブル含まず) |
※ LS-9150は東京大学地震研究所の研究成果ならびに技術移転を受けて自社開発しました。
参考文献
塩原肇・篠原雅尚・一瀬建日・中東和夫,2012,広帯域海底地震計を基にした測地学的観測への取り組み,日本地震学会講演予稿集 2012年度秋季大会,D11-08.
型番 | AS915 |
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内容 | LS-9150用スターターキット |
構成 | 電源ケーブルセット、HOST接続ケーブル、センサー端子台セット |
内容 | LS-9150アップグレード ご使用のLS-9150へ超小型原子周波数発振器(CSAC)[ 10MHz ]、 あるいは 超小型原子周波数発振器(CSAC)[ 16.384MHz ]の搭載 |
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