NEWS - 製品サポート

2025年02月25日

LS-8800ファームウェアバージョンアップのお知らせ

今回のバージョンアップでは、項目の機能追加と修正が行われています。
ファームウェアのアップデートをお願いいたします。

今回のファームウェアからFPGA Versionは2種類(新FPGA用と旧FPGA用)あります。LS-8800-C S/N1515 から新FPGA対応となります。

新FPGAのLS-8800-CにVer.2.50以前の旧ファームウェアをインストールすると正常に動作しませんのでご注意ください。

今回リリースされるバージョン以降ファームウェアは、新FPGAと旧FPGAに対応しています。
LS-8800-Cへは、標準版 Ver.2.61/1KHz版 Ver.1.11以降をご使用ください。

変更点

◇機能変更
  • ・GPSモジュール GT-80のロールオーバーに対応しました。
    電源投入時にロールオーバーの日付を超えた日時を設定するようにしました。
    ロールオーバーは2032年まで延長されます。
  • ・部品変更に伴い、新しい部品に対応するためにファームウェアが変更されました。
  • ・イベントログファイルをSDカードへファイルとして出力できるようになりました。
  • ・Optionポートからのコマンド操作でリアルタイム波形出力の開始/終了ができるようになりました。
  • ・TP-8800のACTの送信速度の設定範囲が変更されました。
    新しい設定範囲は、TP-8800 F/W Ver.1.23との組み合わせにするとご使用できます。
    • 〇これまでの設定範囲
      下限 1Kbyte/sec~30Kbyte/sec   初期値:30Kbyte/sec
      上限 30Kbyte/sec~100Kbyte/sec  初期値:100Kbyte/sec
       ※下限・上限のいずれも可変幅は1Kbyte/sec
    • 〇今後の設定範囲
      下限 0.1Kbyte/sec~12.0Kbyte/sec  初期値:0.1Kbyte/sec
      上限 0.1Kbyte/sec~100.0Kbyte/sec 初期値:4.0Kbyte/sec
       ※下限・上限のいずれも可変幅は0.1Kbyte/sec

    下限値に12.0Kbyteより大きな値が記述されている場合は0.1Kbyteに置換えます。
    TP-8800 FW Ver.1.16(リビジョン1191)との組み合わせで使用した場合、Webの動作が不安定になる事があります。
    TP-8800 FW Ver.1.23(リビジョン1264)へアップデートをしてご使用ください。

◇修正項目
  • ・時計未設定・タイムゾーンをマイナス設定にした、測定データのタイムスタンプが2056年になる現象に対応しました。
  • ・TP-8800と接続しており、SDカード内に複数の測定保存データフォルダが有るときに100分おきに装置がリセットを繰り返す現象に対応しました。
  • ・電圧がShutdownVoltageの設定値+0.3Vを上回ってもstandby状態から測定状態に遷移しない現象に対応しました。

バージョン

バージョンとそれぞれのダウンロード先は以下の通りです。

標準ファームウェア ⇒ LS-8800 標準版 ファームアップデートページ >

Ver.2.62Firm Version : 3286
 FPGA Version(旧) : 2716
FPGA Version(新) : 3261
I/O Version : 3284
Bootloader Version : 3267

1000Hzファームウェア ⇒ LS-8800 1000Hz ファームアップデートページ >

Ver.1.12Firm Version : 3287
 FPGA Version(旧) : 3120
FPGA Version(新) : 3262
I/O Version : 3284
Bootloader Version : 3267

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