時刻同期関連

GPS同期型高精度刻時装置LS-20K

◆◆◆2013年05月販売を終了◆◆◆

LS-20K

高精度な"標準時"情報を提供するGPS同期型刻時装置

データマークLS-20Kは、原子時計を内部に搭載したGPS(Global Positioning System)衛星からの信号を受信し、標準時に同期した高い時刻精度を持つ、GPS同期型高精度刻時装置です。高精度な時刻データ(日本時刻)をリアルタイムに出力します。

特長

  • BCDタイムコード出力機能

    50ピンコネクタより時刻データをBCDタイムコードでリアルタイム出力します。正確な時間を表示する時計の、時刻データ等として利用できます。

  • パルス出力機能

    パルス(定期的なパルスやシリアル時刻コード)を出力します。たとえば、ペンレコーダーの時刻記録等に利用できます。

  • GPS測位情報出力機能

    RS-232CにてGPS測位情報(NMEA-0183プロトコル)を出力します。

  • GPSに同期する正確な時刻

    衛星捕捉時、BCDタイムコード出力はJST(日本標準時)に対し、 10μsec以下の精度を持ちます。衛星軌道の関係で、常に多くの衛星が日本上空にある訳ではなく、また天空全体を見渡せる好条件でGPSアンテナを設置できるとも限りませんが、データマークLS-20Kは運用時において、1個※のGPS衛星の捕捉のみで、この高い時刻精度を実現します。
    ※起動時には測位のために、有効な4衛星以上の捕捉が必要です。

主な仕様

項目 仕様
時刻精度 GPSによる時刻校正機能により10μsec以内
GPS非受信時の誤差レートは動作温度範囲内で1ppm以内
BCDタイムコード出力 TTLレベル
パルス出力 TTLレベル
通信インターフェース 調歩同期式
GPSアンテナ用 :BNC-J
BCD出力用 :リボンコネクタ
パルス出力用:BNC-J
GPS測位情報出力用:RS-232C
通信速度 4800bps
消費電流 300mA以下
電源 DC6~9V、単2アルカリ乾電池4本(バックアップ用)
動作温度 0~+40℃(結露無きこと)
寸法・重量 260×149×40mm(突起部除く)、約700g(乾電池除く)

GPS測位情報出力タイプ(出荷時固定) *下記タイプより、いずれかを指定

タイプ 出力(GPS測位情報出力コネクタ)
NTP仕様 GPS測位情報 NMEA-0183プロトコル(1秒パルス:立ち上がり正秒)
通常仕様 GPS測位情報 NMEA-0183プロトコル(1秒パルス:立下り正秒)

パルス出力タイプ(出荷時固定) *下記タイプより、いずれかを指定

タイプ 出力(GPS測位情報出力コネクタ)
時刻コードタイプ1 1秒フレーム 10msecインデックス 秒分時日月年
時刻コードタイプ2(IRIG-B相当) 1秒フレーム 10msecインデックス 秒分時通年日
時刻コードタイプ3 10秒フレーム 100msecインデックス 秒分時日月年
時刻コードタイプ4(IRIG-E相当) 10秒フレーム 100msecインデックス 秒分時通年日
時刻コードタイプ5 1分フレーム 0.5秒インデックス 秒分時日月年
時刻コードタイプ6(IRIG-C相当) 1分フレーム 0.5秒インデックス 秒分時通年日
時刻コードタイプ7 1分フレーム 1秒インデックス 秒分時日月年
時刻コードタイプ8(IRIG-H相当) 1分フレーム 1秒インデックス 秒分時通年日
1秒パルス GPS受信時のみ1秒パルス出力
1秒パルス常時出力 常時1秒パルス出力
1msecパルス 常時1msecパルス出力

標準付属品

ACアダプタ、ユーザーズマニュアル、BCD出力用コネクタ、保証書

システム構成例

ls20k_system.gif
※図は概要を示すもので、多くの必要な機器が省略されて描かれています。

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