LS-20Kに標準で使用されているGPSアンテナケーブルは以下の通りです。
1.マグネットタイプ(ケーブル長5m) GP300 の場合
同軸ケーブル 1.5DS-QEHV 相当
2.ヘリカルアンテナ GP200 の場合 (ケーブル長により違なります)
同軸ケーブル 3D-2V (10m、20m)
同軸ケーブル 5D-FB (30m 50m)
送電線や放送局のアンテナの近くへの設置はGPS衛星の受信に悪影響を及ぼす可能性がございますので極力避けて下さい。
GPS衛星を受信できなくなってからの時間を基準にしています。未測位になってから最大あり得る誤差を”理論値”として出力します。
時刻校正設定を「Mode=Auto」にした場合、起動時のみ4衛星以上の捕捉が必要です。その後は起動時に取得した位置情報をもとにして、1衛星捕捉すれば時刻校正ができます。
時刻校正設定を「Mode=Fix」にした場合、本体に設定した位置情報をもとにして起動するため、常に1衛星捕捉すれば時刻校正が出来ます。
LS-20Kは1秒毎に50%デューティの矩形波を出力します。
この矩形波の立ち上がりが正確な正秒になります。
ご購入の際に、GPS受信時のみ1秒パルスを出力する設定と、受信有無に関わらず常時出力する設定のいずれかが選択できます。
GPS受信時は10μ秒以内です。GPS非受信時は動作温度範囲内(0~40℃)で最大±1ppmの誤差が生じます。
はい。同時に使用可能です。
1秒間隔となります。
RS-232C出力タイミングは、前の 1PPS出力の後 50~550msec の間に開始します。
出力データ長は 82Byte(約170msec)なので、1PPS出力の後 50~720msec の間に通信が行われます。
LS-20Kでは時刻同期機能を重視したGPSモジュールを使用しているため、位置精度については高い性能を持っておりません。従って数10m程度の誤差が生じます。
LS-20Kは起動時には最低でも4衛星捕捉する必要があります。(起動後は1衛星捕捉できれば時刻同期します。)
捕捉衛星数が2~3個ではまだ未測位状態ですので、天空が見渡せる場所にGPSアンテナを設置し、様子を見てください。
例として、1/1の朝09時00分直前に1秒挿入される場合、
本体液晶表示、出力データともに
08:59:59、08:59:60、09:00:00、09:00:01・・・となるのが正常動作です。
GPSモジュールがうるう秒不具合未対応の場合の挙動は次の質問をご覧ください。
GPSモジュールうるう秒未対応が原因でGPS出力情報に重複が発生します。その結果、
・出力データと液晶表示に、1秒の重複とその後1秒遅れが発生します。
・重複は08:59:48から08:59:59の間に1度だけ発生します。
・08:59:59秒フレームのあとに09:00:60、09:00:01と続きます。
(09:00:00秒フレームは無し)
・09:00:01以降は正常となります。
日曜日にうるう秒が挿入されるときに限り発生します。
ハングアップはしません。
交換済みの機器には緑色の丸いシールを貼ってあります。
確認方法はこちらをご参照ください。
→確認方法
大部分がディジタル回路のため、一般的な誤差拡大を想定しての校正は実施していません。
内蔵バックアップ電池(リチウム電池)はGPSモジュールのメモリ、およびRTCをバックアップします。また、寿命は出荷後2年となります。(電源未投入の場合)
2013年8月11日です。
海外でも衛星が捕捉できれば時刻表示は出ますが、表示はJST(日本標準時)となります。
※タイムゾーンを変更するためには"LS20KPal"というソフトウェア(フリー)が必要です。必要な場合は弊社までお問い合わせください。
二股ケーブルを使用すれば可能です。
GPSで使用する周波数帯域は1575.42MHzです。